|
|
|
|
宍道町来待地区には、1400万年前に形成された凝灰質砂岩、いわゆる「来待石」と呼ばれる良質の石材が産出されます。
これが地場産業である国指定の伝統的工芸品、出雲石灯ろうの原材料として、広く知られています。
また、この凝灰質砂岩の層はとても厚く、世界でもまれな埋蔵地帯でもあります。
|
宍道町は文字通り宍道湖に面しており、湖の幸、山の幸など自然の恵みを受け、その中に来待石もあります。
歴史的には古墳時代の石棺に使用され中世石塔、石仏、近世釉薬(石州瓦の上薬)、建材、灯ろう、石臼、かまど、棟石、墓石などに使用され身近な所にはいつも来待石がありました。
特に江戸時代、松江藩主は御止石として藩外に持ち出しを禁じたほど重要視致しました。
松江城をはじめ城下町の至る所に来待石は使用されています。 |
|
|
庭などによく使われるサイズ
|
|
置草屋形 |
草屋雪見形 1尺 1.3尺 1.5尺 2尺(笠の幅) |
丸雪見形 |
1尺から5寸刻みで6尺まで(笠の直径) |
|
|
庭などによく使われるサイズ
|
|
春日形 |
4尺4.5尺5尺5.5尺6尺から1尺刻みで13尺まで(総高さ) |
五重の塔 |
5尺6尺7尺8尺9尺10尺12尺(総高さ) |
織部形 |
2尺5寸から5寸刻みで5尺まで(総高さ |
|
|
灯ろうの笠裏に灯り用の加工をしたものです。
他の灯ろうにも同様の細工が出来ます。 |
|
COPYRIGHT(C)2009 HIROSHIMA SEKIZAI ALLRIGHT RESERVED PRIVACY POLICY |