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高価なお墓が良い墓ですか 。 |
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お墓は故人の住まいであると考えます。私達がマイホームの間取りやレイアウトを考え、自分の好みにしてゆくようなことは故人になった仏様は注文しません(故人が生前自分でお墓を建てる寿陵墓は別とします)。ご家族が少しでもお墓について勉強し、できるだけ正しくお墓を建てて仏様に喜んで頂く心が大切です。ですから予算がないから何年もお墓を建てないということはお薦めできません。高価な石を使用したお墓が無理でも、まず木の墓でもかまいませんからきちんと建てるべきです。その後に、追善供養として、心を込めてできるだけのお墓を建てればいいのです。墓石は大島石のようなブランドものからさまざまなものがあります。良心的なお店に頼みますと、粗悪品を購入する事はないでしょうが、永代のことですから変色の少ない、風化しにくいものを選択し、なにより工事に信用あるところを選んでほしいのです。
その目安として、すべてオープンにしているか、知識はあるか、アフターフォロー(地震など天変地異や霊園などの整地状態で傾いたりする事もあります)がしっかりうたってるところがよいと考えます。
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お墓を建てないと繁盛しないといわれるのですが 。 |
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石材店のセールスで、お墓を建てないと病気がなおらないとか、主人の浮気癖がなおらないとか、まったく根拠のない悪徳セールスがあるようです。
しかし、考えてみて下さい。お墓を建てて病気が治るようではお医者様は必要ありませんし。今を生きている皆様のためのお墓なのでしょうか?お墓は先祖を祀るためであり、大切な故人の終の住処です。先祖や故人への感謝のためのお墓なのです。よしんばお墓を建てて病気が治ったのなら、それは建てたことによる心の平安が作用したとも考えられとても良い結果を生んだわけですからこれにこしたことはありません。
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石以外の素材でお墓を建ててもいい ですか。 |
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神様や仏様が宿るのは木や石とされています。陶器は割れやすく、小枝などが落ちてきたりするとすぐに傷付きますし、ステンレスもへこんだり傷がつきやすくさびも出ます。どちらにしても春夏秋冬のある日本の天候を考えますと風雪に弱いので永代保持ができるとはいえません。
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石棺内をコンクリートで固めてもいいですか。 |
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人は死ぬと土に帰るのが自然です。その考えに立つと、コンクリートに固められた石棺は土に帰る事も出来ません。それにどうしても雨などの水は入り込みます。池のように水がたまった中でご先祖様や故人はどう思うでしょうか。それに、お墓の外と中の温度差でどうしても水滴が内部に発生します。石棺の底が土ですと自然に水分はしみこんでゆきます。こうして四季の温度の差がお骨を風化させ、自然に帰ってゆくのです。
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お墓はいつ建てるのですか。 |
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一般的に四十九日や百か日、1周忌などに合わせる事が多いようですが、特に決まりはありません。ただ、そうした法事のある期日を選んだほうが、多くの関係者にお集まりいただくためにも合理的といえます。
故人の亡くなった日が月の後半の場合は、四十九日忌が3ヶ月にかかります。四十九日が3ヶ月にかかるとよくないと言われる理由は、三月も長く、故人を「霊魂身」のままにして置けば、成仏が遅れるという俗信から出たものです。したがって、仏教的な根拠はまったく無いのですが、気になるのであれば三十五日忌で納骨をしても支障はありません。 |
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生前にお墓を立てることはいいのですか。 |
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生前の建墓は「寿陵」と言われ、おめでたいこととされています。最近では、子供に負担をかけたくない、将来子供が墓参しやすい場所にお墓を建てておきたいなどの理由から生前にお墓を建てられます。お墓には相続税がかかりませんので(外柵の購入や工事費には税金がかかります)相続を考慮した上での建墓も考えられます。 |
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寺院墓地と霊園の違いは何ですか。 |
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寺院墓地は管理者がお寺ですから檀家にならなければなりません。しかし、他宗派から変わる場合でも今までいただいた戒名をそのまま墓石に彫らせていただけるお寺が増えてきました。霊園の場合は宗旨・宗派関係なくお求めできます。 |
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お墓の継承者がない場合はどうするのですか。 |
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必ずしも親族が継承しなければならない、ということはございません。知人でも了承頂ければ可能となります。一般的に、一定期間、管理料金を支払わなければ使用権は消滅します。生前に死後10年〜20年分の管理料を支払っておきその後永代供養してもらえるよう相談することをお勧めいたします。 |
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お墓をまとめたいのですが。 |
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納骨館がいっぱいになった場合は、いくつかの遺骨を1つの骨壷にまとめるか、古い遺骨から順番に土に撒いていくかの方法があります。
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墓石の選び方の基本はありますか。 |
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石材は「御影石」が主流となっており、石目や産地によって様々です。有名な国産石で「庵治石」「大島石」がございますが、非常に高価です。外国産の石は産出量も多く、安定供給ですので国産に比べ低い価格になっています。 |
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お墓にお酒や飲み物をかけてもよいですか。 |
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お墓にアルコール等をかけるのは、変色の可能性のあることからお勧めできません。また、缶入りの飲み物を供える場合にも、缶の錆(サビ)がつく事があります。ご注意下さい。 |
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お墓に食べ物をお供えしたいのですが。 |
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お参りが終わりましたら、その場でお下がりを戴くか持ち帰るのが無難です。お下がりを戴くことは供養となります。食べ物を置いて帰ると小動物などに食べ散らかされてしまい、お墓が汚れてしまいます。
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墓石をたわしでみがいていいですか。 |
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お墓を傷つけることになり兼ねませんので、できれば手拭等で水を含ませつつ撫でるだけがよいでしょう。どうしても汚れがひどい場合は、その部分を軽くたわしでこする程度にしておきましょう。
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お墓のロウソクで気をつけることは。 |
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専用のロウソク立てを利用しましょう。ロウが垂れるとその熱で墓石を痛めますし、石の色が変わってしまいます。 |
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墓相について。 |
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墓相は、今から300年くらい前に、俗信や迷信をもとに中国の易学や陰陽道の観点を交えて日本で生まれたものといわれています。墓相を反映させることも自由です。
いずれとしても、祈りの場として大事に守っていくことこそ、大切な意味があるといえます。
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お墓の場所は日陰・日向のどちらですか。 |
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まず墓石の寿命だけを考えると日陰のほうが良いといえるでしょう。 紫外線や夏場の太陽の熱などで、劣化が進んでしまうからです。
しかし日向だからといって50年でだめになってしまうということはありません。現在主流の花崗岩(御影石)できちんと磨かれ、しっかりと建てられたものなら
2〜300年間以上は保つでしょうし、いつもきれいに掃除してあげれば、 石の艶も長持ちします。日陰でも掃除を怠るとコケなどが生えてしまうことがあります。
基本的には、大きな樹木などの陰にならず風通しが良い場所が適地と言えます。しかし日当たりを問題にする以前に、供養する気持ちを持ち、お参りのときにきれいに掃除してあげることが大事なのではないかと考えます。
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墓地を求めても墓石をすぐに建てられないのですが。 |
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お墓を段階的に建てていくという方法があります。 まずはお骨を入れる場所(カロート)をつくり納骨し、その上に塔婆を立てておきます。
資金がまとまったら石塔や墓誌などと順次建てていけば良いでしょう。
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戒名ある方と俗名のみの方を両方彫刻できますか。 |
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一つの墓誌にご戒名をいただいている方と俗名のみの方を彫刻する事は可能です。ただし、ご戒名をいただいている場合のほうが文字数が多くなりますので、俗名の方の文字の間隔を少し広めにし、バランスをとることになります。
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新墓石に古墓石の戒名を彫刻できますか。 |
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古い墓石の一部を残すのか、新しい墓石のみか、墓誌を建てるのかなどで変わってきます。古い墓石を残すのであれば、刻んである分については新たに彫刻しなくてもいいでしょう。
古い墓石を全て処分して新しい墓石にする場合は出来れば全ての方を彫刻しておいたほうがいいのですが、昔の場合、一括して「先祖代々」なとどとする場合もあります。
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お墓の移動で、お寺が魂抜してくれない のですが。 |
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理由として考えられるのは、お寺の収入の減少や過去のお寺とのお付き合いの仕方などですが、他にも理由があるのかどうかわかりませんが、、総代に相談するのも方法です。結果的にお金の問題で解決できると思います。
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墓地を譲渡したいのですが。 |
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所有権移転登記ができるときは譲渡ができる場合もありますが、通常の墓地は永代使用権といって、墓地を使用する権利を受け継いでいくものです。
実際に継承が行われるのは墓地名義人の死亡後ですので、現時点では譲渡することはできません。 |
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お墓の花を造花にしてもいいですか。 |
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お墓に飾るのは特に生花でなければならないという決まりはありません。もともとはお墓を華やかにするために家の庭等に咲いているお花等を持参したりしたものです。現代では生花店でお花を買ってお墓に飾ることが一般的になっていますが、お墓が遠いとか忙しいなどの事情で頻繁にお墓参りには行けないけれどお墓に花を絶やさないようにしたいのであれば造花を飾られるのも良いでしょう。
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お墓の彫文字が赤色の意味は何ですか。 |
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昔からの風習として「寿陵」というものがあります。これは生前に墓地を建立し戒名(本来は生きている内につけて頂くものです)を墓石に刻んで赤く塗る(生きている証として)ものであり、長寿と繁栄をまねく吉事とされています。寿陵をした本人が亡くなると成仏の証として戒名の朱色を落とします。 生きていらっしゃる方の名前は赤色を入れる習わしですが、はっきりとした根拠は無く個々の方の判断となります。
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遠距離にある郷里のお墓に納骨したいのですが。 |
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現地に納骨を代行してくれる親戚・友人がいれば事情を話して納骨してもらうのが一番良い方法ですが、いなければ墓地に出入りの石材店などの業者に依頼するのも方法の一つです。
又、書類手続きでは墓地所有者の許可が必要な事が多く、この場合、火葬許可証(御骨箱に入っている)及び印鑑と墓地権利書(墓地使用許可書)が必要になります。 |
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納骨式に出席したとき,の挨拶は。 |
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一般的には、葬儀のときとは違って日常的な言葉で挨拶をするのが通常です。しかしながら、「本日はお招きいただきありがとう御座います。謹んでご供養させていただきます」というような意味合いの言葉は伝えるようにすると良いでしょう。
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お坊さんでなく身内で読経して納骨もいいですか。 |
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墓所が寺院が直接管理する墓所(境内墓地等)であればお寺の祭祀方法に従うことが必要で当然お坊さんの立会いのもと納骨し供養をしていただくことになります。
墓所が公営霊園などの宗派・宗門にとらわれない場合は宗教的祭祀儀式にとらわれることなく事務的に納骨が可能です。しかし、大体の場合は葬儀で世話になったお寺の僧侶に供養をしていただくのが通例です。
最後に墓所が共同墓地や自地所内墓地などの場合も宗派・宗門にとらわれずに納骨が可能です。しかし、これも大体の場合は葬儀で世話になったお寺の僧侶に供養をしていただくのが通例です。
さて問題なのは宗派・宗門にとらわれずに納骨が可能な墓所で、何の供養もせずに納骨していいのだろうかということですが、これは風俗風習にもとづく考え方や地域の風習により変わってきますが、宗教的なものにとらわれないのであれば納骨を行う施主と参列するものの考え方次第ということになります。貴方が読経して納骨しても差し支えないということがいえます。
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納骨までの期限はありますか。 |
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納骨の期限ですが法的には決まっていません。ですので現状ではお墓が無い方は納骨堂やお寺に預けたり、あるいは散骨したり、それもできない方は自宅に保管したりと様々です。
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お墓ができるまで一時納骨堂を借用したいのですが。 |
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まずお付き合いがあるお寺に相談してみるのが良いでしょう。又、所管の自治体で公営の納骨堂があるかもしれませんので役所に問い合わせてみてください。 |
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納骨式と墓石の開眼供養が同時の場合のお布施は。 |
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正式には「開眼(建碑)祝い」と納 骨の為の「御仏前」の両方をご用意します。御渡しするタイミングは前もって行かれるのであればその際に、又当日でも結構です。もし、お祝い事と御仏前を同時にお渡しすることに違和感をお持ちでしたら、どちらか一方(建立祝い=紅白水引)を事前のご訪問時にお渡し、納骨当日にご仏前を渡すなどが考えられます。又納骨式に合わせて『ご仏前』としてひ一つにまとめて渡すこともあります。この場合は白の封筒(不祝儀袋)
を使います。
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故人の好きな言葉を彫刻したいのですが。 |
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お墓に彫る言葉に制限はありません。洋風型の墓石ですと【夢】【心】【愛】などと自由な言葉や文字を刻んだものがあります。また、好きなものを彫刻としてお墓の一部に飾る人もいます。
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開眼法要の意味は何ですか。 |
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開眼法要とは墓石に魂を入れる法要です。
建碑法要とは、墓石を立てたことに対する法要です。 |
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ペットを一緒に納骨したいのですが。 |
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今までは一緒に納骨することはありませんでした。法律的には違法ではありません。でも、墓地の神聖さを損なうものとして、墓地管理者から許可されないことが多いようです。 |
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お墓の手入れの仕方について。 |
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濡れ雑巾などで拭いてあげましょう。その際たわしはなるべく使わないでください。黒い墓石んどは化学雑巾を使うと良いでしょう。文字の隙間はハブラシなどを用いて磨きましょう。 |
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玉砂利の汚れとりの方法はありますか。 |
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玉砂利などはだんだん土に沈み、よごれていきます。シャベルなどで掘りおこして、バケツに入れ、洗ってみましょう。見ちがえるほどキレイになります。 |
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花筒を交換したいのですが。 |
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プラスチックや合金製の花筒は穴が開いてしまったり、ねじ山が傷んで取り外しができなくなったりします。今ではステンレス製の良い品物があり形や容量もさまざまです。交換には技術が必要です |
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線香を供える方向はどちらですか。 |
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向かって左側に火がついているほうを向けます。香炉にステンレスの網皿を置くときれいに燃えます。 |
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線香の供える量はどれくらいですか。 |
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一人2・3本で間に合えば一把か二把ぐらいです。三把以上あげますと香炉の石が熱を持ち割れやすくなってしまいます。
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墓石の錆やコケを落とす方法はありますか。 |
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鉄分を多く含んだ石材は黄色くシミ出てしまったり、涙状に錆の痕がでる場合も有ります。石にしみこんでしまった場合には、薬品もしくは磨き直しなどできれいになる場合もあります。こけはまず、スポンジと水で洗い流してみて下さい。それでも落ちない時はたわしでやさしくこすってみてください |
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塔婆の意味は何ですか。 |
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卒塔婆(そとうば)ともいい、梵語で塔を意味し、五輪塔が刻まれています。五輪とは、仏教の宇宙観の五大要素「空風火水地」を示しており、塔婆供養を行うことは、故人が自然界の宇宙と同化し仏に成ることを意味しています。 |
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墓石は何年ぐらいもつのですか。 |
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一般的には吸水率が低く、固い石が長持ちしますが、まめにお墓参りをしていただき、そのつど掃除を心がけていただければ長持ちいたします。石種や加工状態にもよりますが数百年もつといわれています。しかし近年、酸性雨などの気候変化、気象条件により変わってきています。 |
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スリン、蓮華の意味は何ですか。 |
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蓮華には「悟りの世界」という意味があります。汚れた泥の中から清らかな花を咲かせる蓮。泥は「苦しみの世界(現世)」、蓮華は汚れた泥に染まらない「悟りの世界」のたとえです。スリンは蓮華の略式の形です。 |
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石塔の形はいくらぐらいありますか。 |
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仏では、通常の石塔では【基本和型、高級型、スリン型、蓮華型、上下蓮華型】、供養塔では【五輪塔、多宝塔、累法塔、宝篋印塔】、最近では洋型やオリジナルデザインの石塔もあります。石塔のあたまがピラミッド状の四角錐(トキン加工)されたものは神道墓です。 |
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墓石の向きの正しい方向はありますか。 |
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南向きに人気があるようですが、仏ではどちら向きが良いということはないということです。一般的には西方浄土に向いてお参りできる東向きや、日当たりの良い南向きが好まれています。ですが墓地の環境により様々な向きに建てられる時もあります。一番は、お参りしやすい向きに建てられる事をお勧めします。 |
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自分デザインのお墓を製作できますか。 |
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可能です。日本人はお墓に対しては保守的といわれてきましたが、近年では生前の趣味・嗜好や自然観などを表すデザイン墓地が注目されています。ただし、霊園によっては墓石の大きさや形に制限を設けているところがあるので、自分の希望が叶う霊園を探すことが大事です。 |
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自宅の庭や畑に墓を建てることはできますか。 |
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現在では不可能です。かつては自宅の敷地内に建てることができましたが、昭和23年に「墓地、埋葬等に関する法律」が施行されてからは、個人所有の土地は墓地として認められないようになりました。ただし、この法律で対象となるのは「人」なので、ペットの場合は可能です。また、遺骨を埋蔵しない墓碑、記念碑であれば問題はありません。 |
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両家のお墓はどのように建てたらいいのですか。 |
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少子化が進む現代ではこのような事例が多くなっています。
将来継承する子孫の了解、墓所の空き地の状況、2件分の御予算、これらが許す範囲ならば別々に建てることが望ましいと思いますが、そうも行かないのが現状です。
最近は1つの墓所内に2基の墓石を建立したり、1基の墓石に両家の名前を入れて共同墓として建立する場合が多くなっています。 |
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お彼岸にはどんな意味がありますか。 |
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この世の「此岸(しがん)」に対して、あの世を「彼岸」と言います。お彼岸は、この世にいる家族がお墓に手を合わせ、あの世の近親者に心を通わせる大切な行事です。
よく「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。これは、農耕生活にとって重要な季節の変わり目に「此岸・彼岸」を重ね合わせ、暮らしと同時に心のターニングポイントとして、生きる原点を見直したのです。
お彼岸は、農耕民族であり、四季のはっきりした国に住み、厚い仏教信仰と祖先を尊ぶ日本人の知恵が生んだ行事なのです。
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墓地に草が生えないようにしたいのですが。 |
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これはあるお寺の住職からお聞きしたお話ですが、「墓地に草などが生えないようにコンクリートなどを打ってはいけません。 草が生えなければお墓参りにもだんだん来なくなってしまう。 お墓もそろそろ草が生えてきたから草取りにでも行くか...と思う気持ちがご先祖様の供養になるのだ。」と聞いたことがあります。 |
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お墓の補修はできますか。 |
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お墓の修理をする場合、墓石をはずし基礎工事からやり直すことが多いと思います。 その場合、お寺様に抜魂式をしてもらってから墓石の取り外しをはじめます。抜魂式は工事前で有れば良いので、お寺様と相談の上日程等決めて下さい。 工事終了後は、入魂式をしていただくようになります。 |
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無宗教のお墓はどうすればいいのですか。 |
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宗旨・宗派にとらわれない「無宗教」の場合は、霊園の規定に準じていれば石材の色や形、墓石に刻む文字なども自由です。お線香を使用したお墓参りがしたいなら、仏式のお墓のような香炉を付けることもできます。ただし、檀家になることを原則とする寺院墓地には入れないので、宗教の規制がない公営か民営の霊園を探しましょう。 |
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